オンラインカジノは今や日本も含めて世界中で膨大な数のプレイヤーがいます。
そして世界各国では合法な遊びとして政府や国に認められているところも多いです。
そんなオンラインカジノですが、いつどこで誕生して世界に広まったのか?その歴史を紹介してみました。
オンラインカジノは歴史上いつ誕生した?
1994年です。オンラインカジノというくらいですからその名のとおりインターネットが誕生した後の話となります。そんなに大昔じゃありません。
そもそもインターネットが誕生したのが1960年頃でその頃はまだ一般の人がパソコンを持ってることはあり得ない時代でした。
1960年といえば日本は昭和45年ということになるので、テレビでさえまだカラーテレビが100%普及してないくらいの時代です。
当然、オンラインカジノはまだ誕生するはずもなく、インターネットが生まれた後に約30をかけてインフラが整い成熟をしたタイミングの1994年がオンラインカジノ誕生の年とされています。
※誕生年だけどまだ実際にオンラインカジノ運営がスタートしたわけじゃありません。
インターネットが誕生してから30年経ってやっとカジノとインターネットが結びついたことになります。
オンラインカジノが誕生したのはカリブ海に浮かぶイギリス連邦加盟国である「アンティグア・パーブーダ(Antigua and Barbuda)」という小国です。
誕生と言ってもまだやっと「カジノライセンスを発行する法律”FTPZ 法”が誕生した」というレベルでした。
ざっくり言うと、世界で最初にオンラインカジノ運営のための法律が制定されたということです。
【アンティグア・パーブーダの情報】
- 1981年にイギリス領から独立した国・
- 中南米にあり9.7万人
- 元首はエリザベス二世女王
- 主要支援国 日本/UAE/EU/イタリア
- 日本も援助している国が運営するライセンス
設立年 | 申請は1994年 |
---|---|
運営元 | 政府 |
認定カジノ | ライブカジノハウス ビットカジノ |
もちろん今でもこのアンティグア・パーブーダは運営を続けていて、ハイローラーに人気のあるライブカジノハウスとビットカジノにライセンスを与えています。
ちなみに、この記事を書いているのが2022年なので2年先には2024年となり、1994年の誕生から30年という節目にあたります。
おそらく2024年には業界が一体となりオンラインカジノ生誕30周年を祝うキャンペーン・イベントが盛り沢山になるかもしれません。今
今のうちに複数のカジノに登録をしておくと後に既存プレイヤーへのお得な入金ボーナスや高リベートボーナスなどの優遇を受けられるかもしれませんよ。
オンラインカジノの歴史上で初のオンラインカジノは?
オンラインカジノの歴史で最初に運営されたカジノはインターカジノです。
インターカジノの「インター」が意味するところは正式には公表されていませんが、世界初のインターネットを使ってプレイできるカジノというところから推測すると「インターネット・カジノ」の略ではないかと思われます。
インターカジノは長い歴史を経て今もハイローラーを中心に人気があり、日本からのプレイヤーも多い老舗カジノです。
解くにVIPランク制度の充実や取り扱いゲーム数の多さでも知られています。
令和になってからはインターカジノは日本向けにアニメキャラを使ったサイトに生まれ変わり今後ますます日本での人気が高まりそうです。
続けて、インターカジノに続く大手オンラインカジノをご覧ください。
オンラインカジノ 誕生の歴史
- 1998年 Jackpot City Casino (ジャックポットシティ)
- 2000年 ROYAL VEGAS ONLINE CASINO (ロイヤルベガスカジノ)
- 2001年 NetBet Casino (ネットベットカジノ)
- 2001年 SpinPalace Casino (スピンパレスカジノ)
- 2010年 Vera&John (ベラジョンカジノ)※1
- 2014年3月 Royal Panda (ロイヤルパンダ)
- 2014年6月 bitstarz (ビットスターズ)※2
※1,ベラジョンは2015年にIntertain Group Ltdによって買収された経緯があります
※2,ビットコインで賭けることができるようにした世界初のオンラインカジノ
オンラインカジノに欠かせないライセンスの歴史
- 1994年 アンティグア・バーブーダ政府が発行
- 1994年 GAMBLING COMMISSION(イギリス)
- 1998年 ジブラルタル自治政府が発行
- 1999年 キュラソー政府が発行(オランダ領キュラソー)
- 1999年 カナワケが発行(カナダ・ケベック州にある独自政府)
- 2000年 マルタ共和国が発行
- 2001年 gov.im(マン島政府が発行)
- 2006年 イギリス政府による政府が発行
ソフトウェアの歴史=オンラインカジノの歴史

1994年(平成6年)にはじめてイギリス領でソフトウェアが誕生したよ。

この場合の「誕生」とは政府等に正式に認められたタイミングって意味でもあるんだよ。
イギリス領マン島のマイクロゲーミング社(Microgaming)というソフトウェア会社が最初で、今でも多くのオンラインカジノで導入されています。
(さんこ)マイクロゲーミング社と言えば「Mega Moolah(メガムーラ)」
メガムーラはマイクロゲーミングでもTOPクラスの人気を誇るスロットゲームです。人気の理由は毎年にように1億円を超える勝利金を排出しているモンスター急のジャックポットマシンだからです。
過去最大の排出だと約24億円のジャックポットを出した記録が最も有名です。
94年といえばオンラインカジノ第一号のインターカジノが誕生した年と同年になります。
つまり、インターカジノはマイクロゲーミングとともに世に放たれたことになります。
なお、このマイクロゲーミング社の特徴はなんと言っても信頼性の高さです。信頼性を維持するために契約できるカジノは厳しい審査基準をクリアすることを条件づけています。
例えば高額な導入費用や自社基準による審査に合格しないとカジノ会社に提供をしてくれないため、新規参入してくる実績がない振興オンラインカジノや大手企業のバックボーンがない零細オンラインカジノでは提携ができません。
そうした背景を考慮すると、マイクロゲーミング社が採用されているカジノを選ぶのも安全に遊ぶための1つの基準と言えそうです。
現在マイクロゲーミング社を採用しているオンラインカジノ
- エンパイアカジノ
- カジノシークレット
- クイーンカジノ
- チェリーカジノ
- ベラジョンカジノ
- ラッキーニッキーカジノ
- ライブカジノハウス
- ロイヤルパンダ
- コニベット
- ボンズカジノ
- 21.com
- NetBet
- ウィリアムヒル
[chat face=”iStock-1272744666-1.jpg” name=”カジノガラスさん” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]などなど、大手を厳選してピックアップしてみました。[/chat]
ちなみに、マイクロゲーミング社の信頼性の高さを表す以外な一面としては、ハリウッド映画作品とのコラボがあります。例えばジュラシックパークやジュラシックワールド、ダークナイトとのタイアップ作品も定評があります。
ただし、いかにライセンスを保有しているカジノでも、全てがマイクロゲーミングのように信頼感が高いとは言い切れません。
なぜなら、ライセンスには手に入れやすいレベルもありますし、ゲーミング会社に不正プログラミングなどがないとは調査なしでは断定できないからです。
↓ そこで第三者機関の存在があります。
オンラインカジノの歴史が継続する立役者の第三者機関
第三者機関とは、カンタンに言うとオンラインカジノとゲーミング会社を監視する第三者的な立ち位置の機関です。
ペイアウト率の不正操作プログラミングなどがないか?そしてカジノはプレイヤーからの出金申請にちゃんと対応できているか?など、全てはプレイヤーのために機能している調査会社のことです。
主な第三者機関
- eCOGRA(オンラインギャンブル規制機関)
- GLI(カジノ業界の90%超をカバー)
- iTech Labs(NETENT社のテスト請負実績あり)
- TüV compliant(世界7位の認証機関)
もともとカジノ専門の調査会社でないところもありますが、調査会社としては世界屈指の超大手企業だったりします。
特にTüV(テュフ)なんて69ヶ国に19,320人もの社員を抱える巨大な調査企業です。
参考にどうぞ ⇛ オンラインカジノはライセンスありでも安全じゃない!(第三者機関が存在する理由も紹介)
オンラインカジノの歴史から見たセキュリティー(危険性も)
今でも、オンラインカジノというキーワードを検索してみると、イカサマや不正や出金できないなどのネガティブなものが表示されます。
個人的な感覚では平成26~28年くらいまではまだ今ほどメジャーな存在でもなかったことと、スマホ画面が小さくてオンラインカジノをプレイする人も少なかったために今ほど厳しく世間の目が光っていなかったために不正なやり方で運営をしているカジノ(無名の零細カジノ)も存在していました。
明らかにルール違反をしていない人が出金を拒否されるなど今ではそうとう珍しい話ですが一昔前はちょくちょくTwitterなどで目にしていました。
ただ、そうしたオンラインカジノのほとんどは超マイナーなオンラインカジノで、日本語に対応していなかったり、申請や高額費用を払えばカンタンに取得できるライセンスでした。
とくに日本語対応していないオンラインカジノだと、お互いに意思の疎通が上手にできずに並行線のままで話が進まずプレイヤーが諦めたケースもあるようです。
結果、本来ならルール違反になっていたプレイヤーが自覚なく「返金されない」と騒ぐことも一部ではあったようです。
そうした背景からも、やはりライセンスがマルタやキュラソーのようにメジャーなものを保有しているカジノを選ぶか、最低でもライブチャットやメールサポートが日本語対応しているところを選ぶのがオンラインカジノの歴史から私達が学んだことの1とも言えます。